抱っこ講座を開催しています。
講座の内容は、素手の抱っこ(横抱きも縦抱きも)のバリエーションを増やすことと、お持ちの抱っこ紐の調整です。
でも、ただ「正しい抱き方」を教えるのではなく、親子でしっくりくる抱っこを一緒に見つけていく時間を大切にしています。
しっくりくる抱っこは親子によって違う
抱っこの心地よさは、親子によって全然違います。
同じ子でも、パパが抱くときとママが抱くときでは、ちょうどいい抱き方が変わってくるんですよね。
だから私の講座では、基本の抱っこはお伝えしつつ、そこからバリエーションを増やしながら、目の前にいる我が子と「ああでもない、こうでもない」と一緒に探していきます。
その抱っこの意味を学んでいくことが、この講座の魅力だと思っています。
抱っこは発達の土台になる
私は理学療法士として、抱っこから発達について学んできました。
助産師さん向けに250名以上の方へセミナーも行ってきた経験があります。
抱っこの時間だけで発達を大きく促すことは難しいかもしれません。
でも、発達の土台にはなると思っていますし、たくさんの経験をする場だと考えています。
たとえば縦抱きでは、まだ自分では体を起こせない赤ちゃんでも、重力に対して体を起こしておく経験ができます。
体をねじってみたり、少し下のものを覗いてそこから戻ってきてみたり。
そのときに骨盤の角度はどうか、腕の位置はどうか。
こういったことを、目の前の我が子と一緒にしっくりくる場所を探していくんです。
横抱きの魅力を受け取ってほしい時期もある
横抱きにも、ちゃんと意味があります。
特に小さい月齢のうちは、顎を引く、腹筋を使ってバランスをとる、顔の前に手を合わせる、自分の足を知る。
こんなふうに、いろんな魅力が詰まっています。
ただ、横抱きだけをずっと続けることの魅力はあまりないと私は思っています。
時期に応じて、縦抱きも横抱きも使い分けながら、赤ちゃんの経験を豊かにしていけるといいですね。

産後のママの体の特徴も踏まえて
私は理学療法士なので、妊娠中のママの体の使い方から、産後のママの体の特徴まで学んできました。
抱っこをすると、妊娠中の姿勢に戻りやすいと言われています。
お腹が前に突き出てしまったり、肘を引いて抱いてしまったり。
妊娠中に作られた体の癖が、抱っこの中で出てくることで、抱きにくさや疲れやすさにつながることがあるんです。
これを理解すると、抱っこが楽になる方法がいくつか見えてきます。
私の抱っこ講座では、赤ちゃんの発達の視点も、産後のママの体の特徴も踏まえて、心地いい抱っこをお伝えしています。
赤ちゃんの発達に寄り添えて、ママの体も大事にできる抱っこです。
抱っこは親子の共同作業
抱っこはママだけではできません。
子どもがいてこそです。
一人で抱っこはできないんですよね。
親子の共同作業なんです。
また、抱っこが目的になることってほとんどなくて、寝かしつけだったり、あやしだったり、移動だったり、何か別の目的を果たすための手段であることが多いと思います。
でも、抱っこを丁寧に、意味を持ってやることで、向き癖を改善できたり、背中の緊張が緩んだり、お口の発達が変化したり、姿勢に変化が出たり。
いろんなことを促すこともできるんです。
たった2時間が、その後の抱っこの時間を変えていく
2時間、抱っこに関してだけ学ぶ時間。
このたった2時間が、その後の親子の抱っこの時間を変えていくと、私は信じています。
ぜひ、抱っこ講座で一緒に抱っこについて向き合ってみませんか。

